大震災でのがれき(廃木材)の行方は?

おはようございますm(__)m山路です。

 

東日本大震災で被災されました方々におかれましては、

 

長い避難生活で肉体的および精神的な疲労は想像を

 

絶するものかとは思いますが、頑張ってください。

 

陰ながら応援させて頂きます。

 

 さて、今回の大震災で津波や振動で多くの建物が

 

倒壊し多くのがれきが発生しているとのことです。

 

共同産業も一応、木質系資源を使用してオガ炭と言う

 

バイオマスの端っこを担っておりますので、この

 

がれきの中の廃木材の処理に注目をしております。

 

普通に考えれば、津波等で押し流された廃木材は

 

燃やして木質系バイオエネルギーとして再生したり

 

セメントの原料にすればよいと考えられるでしょう。。

 

 しかし・・・、実はこれは簡単なことではないのです。

 

津波で押し流された廃木材には塩分が付着しており、

 

これを燃やすことによって燃焼炉が壊れたり、セメントの原料としても

 

もろい商品になってしまうのです。

 

塩分は、人間の体にとっても必要ではありますが、過度の摂取は

 

害になるのと一緒で、良くない部分もあるのです。。。

 

塩分付着の廃木材はダイオキシンが発生したり、焼却時に

 

燃焼温度が高くなり、木質系専門の炉では温度に耐えれないで

 

壊れてしまうなど問題点があるため、水で洗浄してからでないと

 

燃やせないのが現状です。

 

簡単に木質系の瓦礫も処理は進まないかもしれませんね。。。。

 

環境を取るか、スピードを取るか。。。。賛否両論になるのでしょうね。。

 

これ以外にも色々と問題が出てくるかもしれません。。